白衣高血圧と仮面高血圧の話
2026-05
人間ドック健診医・画像診断医 監修
病院の血圧と家庭の血圧、どちらが本当?放置すると怖い「仮面高血圧」とは。
「病院では血圧が高いのに、家で測ると正常」「家では高いのに、病院では正常範囲」——どちらも珍しくありません。
白衣高血圧
医師の前で緊張して血圧が上がる現象です。診察室では140/90mmHgを超えるのに、自宅では正常という方は意外に多くいます。
一見「気のせい」に見えますが、放置すると将来的に持続性の高血圧に移行しやすいことが知られています。リスクが完全にゼロというわけではありません。
仮面高血圧
逆に、診察室では正常なのに、自宅や日中の活動中に高くなるタイプ。こちらの方が要注意 です。
仮面高血圧は脳卒中や心筋梗塞のリスクを上げますが、健診では捕まえにくく、自分で測らない限り気づけません。
家庭血圧が「本当の血圧」
最近のガイドラインでは、診察室血圧よりも 家庭血圧 が重視されるようになっています。
家庭血圧の目標値は、135/85mmHg未満(診察室血圧より少し低めに設定)。
正しい測り方
たった1つのお願い
血圧計を1台買って、毎日同じ時間に測ってみる。これだけで、自分の血圧の本当の姿が見えてきます。診察室の数字だけで判断しないのが、現代の血圧管理です。
#血圧#高血圧#家庭血圧